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□今日は何の日？
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「今日は、木日の日かー」
部活中…と言っても休憩中だが、小金井が急にそう言った。
「は？」
日向はもちろん、他のメンバーも意味が分かってなかった。
「だってさ、今日は7月4日で木吉の背番号は7、日向は4だろ？」
「あぁ、なるほど！」
「それは納得ですね」
伊月や黒子を始め、他のメンバーも納得した様子だ。
「だからってなぁ、何でそーなるんだよ」
「まぁまぁ、いいじゃないか」
「よかないわ！」
「日向は、嫌か…？」
「うっ…」
木吉のシュンとした様子に、日向は何だか悪いことをした気分になった。
「…い、嫌じゃない。お前との日が増えて嬉しい…」
「ひゅ、ひゅーがぁー！」
「ちょっ…！」
ガバッと木吉は抱きつき、日向は嫌そうな顔をしながらも、大人しくされたままだった。
そんな二人を見て
「全く、しょうがないわね」
「…俺、余計なこと言ったかもしんない…」
「いつにも増して、ラブラブっぷりだよなぁ」
「（コクコク）」
「ってか、日向がデレてる…。…はっ！「伊月くん、ダジャレはいらないから」…」
「先輩たち、相変わらずだよな」
「「「「ですね（だよな）」」」」
それぞれそう言いつつも、帰りにマジパにでも寄って奢るかと考えるのだった。