BL

□無意識の動作
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「日向ー、明日部活休みだろ?うちに泊まっていかないか?」
「あー、休みだな。てか、急にどうした?」
「いや、家族が今日から旅行でさ、俺以外誰もいないんだよ」
「ふーん。あ、もしかして伊月お前1人で寂しいとか?」
「はい?そんな訳ないだろ。俺、高校生だぜ?それに、俺はただ、日向と遊びたかっただけなのに…」
「ははっ。悪りー悪りー、冗談だって!俺も伊月と遊びたいし、泊まる」

そう言う日向が可愛かった。

中学の頃から日向のことが好きだった。でも、この感情を日向に否定されるのがとても怖かった。だから、今迄言わずにいた。

このことは、当然日向は知らない。だから、日向が泊まると言ったとき、実は襲ってしまわないか不安だった。
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