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「なあなあ知念!」
「ん?なあにー。」
いつの間にか俺の横には知念がいることが多くなった
裕翔の隣には圭人。
付き合っているはずなのに、どこか遠い
倦怠期なのか?
いや、変わらず好きだ。
なのに何かが俺たちの中で違う、冷めている
「みんな帰っていいぞーーー。」
マネージャーの声に騒がしかった楽屋がもっと騒がしくなる
光くんは薮くんを誘っている
雄也は大ちゃんと伊野尾ちゃん
そして残された俺たち。
「あ、と…俺今日寄らなきゃいけないとのあるんだ!
だから、りょうすけと知念帰ってて?」
ああ、遠くなった。離れた。
どんどん空いて行く君との距離を埋めることができない
" 俺も行く "
の一言が出ない俺は臆病?
それとも彼氏失格?
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