Dream.HQ!!

□それぞれの思い。
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研磨に抱きつき騒いでいると、ふと研磨が話し出した。






研磨「ほんとにちゃんと…打ち解けられたんだね」



「…うん。心配してくれてたんだよねー、ありがとう。もちろんクロもー」


クロ「おうよ。それで?バレー以外になんかしてんだろ?」



「バンドー。ギター兼ボーカルだよ」


研磨「うた…うまかったもんね」


「ありがとー。ボイトレもして、ちゃんとりょうりつしてマスー」


研磨「知ってるよ。雨生は何かやると決めたものを疎かにはしない…でしょ」








犬岡「あ、あの」
クロ「おー、あの2人付き合ってるのかって?」

犬岡「はい」

クロ「付き合ってはねーな。ずーっとあんな感じ…雨生は初恋すらしてねーよ」


犬岡「…そうっすか」

クロ「過保護な兄貴2人もいるしなぁ?」





彌生「おいいい加減離れろ研磨!」
藜「雨生こっちおいでー?」


研磨「…雨生、呼んでる」
雨生「うん。…はーいー」







研磨「…クロ」
クロ「んー?」

研磨「おれ、諦めるの…辞める」
クロ「だと思った。頑張れー」
研磨「…ん」




ふ、と研磨が見た先には。








翔陽「なぁなぁ雨生!さっきのなに?!なに?!ばんっての!声かけて!」


雨生「んー?あのね、当てる前に名前呼ぶとおバカな彌生が素早く気づいて的確に拾うんだよ〜自分では気づけないけどバカだから素直に動けるわけー」

藜「思考とかしないもんね」



影山「それだけの信頼もあるってことだろ。…藜、どのくらいの球が打ちやすい」


藜「えーとね僕は_________」









烏野はこれからつよくなる。





いろんな意味で…負けたくない。









研磨「もっかい…くるかな」




翔陽「もっかい!」




クロ「ぶはっ!よーし、やるかー」






まだまだこれからだよ。
遠く離れたとしてもこころは変わらない。


それが雨生のいいところなんだった…だから、諦めるのを辞める。





好きだよ、雨生。
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