Dream.HQ!!
□軽音部の活動風景。
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夕方。
治瀬「そろそろじゃなーい?あの子来るわね」
月「…うん、楽しみ」
「そうだね。」
僕が見つけた声。
魅力的で、きっとたくさんの人を魅了する声。綺麗ともいえる、可愛いともいえる透き通るような、声。
声自体も魅力的なのに、技術もどんどん上がっていて力強いのも儚げなものもあの子_______雨生はやってのけた。
治瀬「天才よねぇ、あの子。ほんっとにいい声だし、ギター技術もすっごいじゃない?」
「うん。たぶん基本的にはなんでもできるんだと思う。ピアノも綺麗だったよ」
月「…早く聴きたいね」
バンッ!
あ、そうそう、この前合鍵をあげたんだよね。楽だし。
キャラメル色の髪は部活のまんまでポニーテール。
青の瞳は爛々と輝いて。
雨生「はやくならそう!」
雨生は笑った。