Dream.HQ!!

□いざ、烏野高校へ。
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ガラッと開けて入った途端に感じる視線。

外からも感じていたけど…まぁ、興味無いな。前からよく感じてるけど別に意味とかも。




冷めてるとかじゃなくて興味無いからしょうがない。







席に着くと、隣の席をちらっと見た。





「…ちーさい」


ポロリとでた言葉。




「?!お、俺のことか?!」

驚いた顔でこっちを見る、オレンジの髪が元気に跳ねてる男の子。



「ごめんねー、つい。あ、名前教えてー。私、如月 雨生ね、雨生でいいよー」


そういうと二カッ!と笑い
「そっか!おれ日向 翔陽!よろしくな!」
そういった。




「よろしくー」
直感で言うと、元気ないい子、かな。





「雨生って呼ぶからおれも翔陽って呼んでくれ!」


「おっけー翔陽!そだ、翔陽部活なにするの?見るからに運動するでしょ?」


その元気さ活かしてね。



そう言うとよく聞きました!とでも言わん顔で言い放った。




翔陽「バレー部!おれ、小さな巨人みたいになりたいんだ!」




話を聞いて行くうちに倒したい人もいることがわかった。



まっすぐだしすごいなぁ。
私は、研磨たちや藜たちがいなかったとしたら、何か残るのかな?






翔陽「雨生どーした?大丈夫か?」



いつの間にか深刻な顔をしていたらしい。





「なーんにも。私も部活、男子バレー部だよ。マネージャーしようと思って」



翔陽「おおお!まじでー?!」



「うん。三つ子の1人がバレー部はいるって言うからね」



翔陽「へぇ、仲良しなんだな!ひとり?もうひとりは?」



「青葉城西高校でバレー部に入るよ」




翔陽「すげーな!」

何かに感動したらしい翔陽。





「すごいのはあのふたりかなぁー。私は着いて行くだけ。」



翔陽「それって支えるってことだろ?!すげー家族思い、いいと思うぞ!」



「!!!!」



残る。家族思いってところが。








そっか。



「あははっ、そっか…そうだね、翔陽!うーん、マネージャー頑張るよっ」



翔陽「おおおおー!!」
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