02/28の日記
01:23
ヤンデレ赤司のシスコン
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こんばんは。最近またさらに寒くなってきましたね。
突然ですが、卒業旅行に行ってきました。温泉が気持ち良かったです。……が、バイキングで食べ過ぎて3日でピーkg太りました(´^ω^`)アウチ
ここで、ちょっとしたヤンデレ赤司を置いていきますね。近親相姦が苦手な方は注意です。
「ただいまぁ……」
小さな声で、恐る恐る玄関を開ける。良かった。奴はいないらしい。そう思ったのに、ゾワリと背中を這い登る悪寒ーーまさか。
「〇〇」
「ひいっ」
ガッと背後から肩を掴まれて、喉から引きつったような悲鳴が漏れた。足がガクガクと震える。なんてことだ。奴に見つかってしまうだなんてーー!
「お、お兄ちゃん……」
ポツリと奴を呼べば、奴は整った唇をいびつに歪ませた。
「やあ、〇〇。今何時だと思ってる?」
「う、えと……6時10分です……」
「そうだね。どうやら、〇〇は時計が読めなくなったわけではなさそうだ。なら何故、門限内に帰ってこれなかったのかな?」
「そ、それは……」
今時、高校生で門限が6時だなんてありえないっつーの!
……なんて言えるはずもなく、口籠る。だって、奴の目があまりにも恐ろしい。人一人殺せそうなくらいだ。
「……俺をこんなに心配させるなんて、悪い子だ。お仕置きが必要か?」
「勘弁して下さい!」
お仕置きだと⁉冗談じゃない!奴のお仕置きとやらは、常識の範囲を超えているのだ。
「来い」
グイと手を引かれて思わず涙目になると、奴は私を見て悲しむでもなく怒るでもなく、笑った。ニィとした悪どい笑みに、再び背筋が凍り付く。あ、悪魔だ……。この兄は悪魔なのだ……!
「は、放して……やだ」
「……」
嫌がる私を無言で見下ろす奴の視線が怖い。
「……〇〇の泣きそうな顔は、凄く可愛い」
「……え?」
「だからこそ……」
ダンッと強く壁に押し付けられ、奴の顔が近付いた。赤い睫毛に縁取られた真っ赤な瞳が、熱い激情を滲ませて私を見下ろしている。
「お前の泣き顏は俺のものだ」
私はいつの間に泣いていたのだろう。
頬を伝う涙の感覚に眉を寄せると、あろう事か、奴は私の涙を舌で掬ってきた。途端に頭が真っ白になる。な、なんだってーーー⁉
「聞いているのかな、〇〇。あまり俺を心配させないでくれ。俺の目の届く範囲にいつも居てくれ……でないと、お前のこの細い首に首輪をつけてしまいたくなるだろう?」
つう、と首を指で撫でられ、ピクリと肩が震えた。そんな私の様子に奴は目を細めて、唇に噛み付いてくる。
「……っ、やめて……」
逃げようとすればするほど、しつこくなる口付けに、息が出来なくなりそうで。こんなの……オカシイ。だって、私と奴は……
「兄妹……なのに……っ」
ようやく解放された唇は、荒々しい口付けのせいか、ヒリヒリと痛かった。睨みつける私に、奴はここで初めて微笑する。
「……それがどうした。兄妹だから何だ……俺は〇〇が欲しい。だから、誰にも渡すつもりはないし、逃がさない。じわじわとお前を追い詰めて、囲い込んで、いずれはーー」
奴の白魚のような手が、さらりと私の頬を撫でた。そして、囁かれた言葉にゾクリとする。
「ーー俺無しじゃ生きていけないようにしてやる」
その時の奴の瞳が、どこか狂気じみて見えたのは気のせいではないだろう。ああ、どうして私は奴の妹なんかに生まれてしまったのか。どうしてこうも執着されてしまったのか。奴に壁ドンされながら、私はひたすら自分の人生を呪った。
end
ヤンデレ赤司は怖い。何故なら、頭が言い分計画的に、ヒロインを確実に仕留めそうだから。ぷらす、ハサミという武器でヒロインの周りにいる男を狩りそうだから。ぷらす、お金持ちだから、ヒロインを閉じ込めて首輪付けて飼うことも可能だったり?(^q^)ヤンデレは二次元に限る……ホントそれです!
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