短編*歌い手
□嫉妬するのは
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「今度一緒になんか歌おうよ」
『うん、いいよー、でも私で良いの?』
「むしろうたいてちゃんが良いなー」
『嬉しいこと言ってくれるね〜』
「ちょっと歌詞さん、
彼氏の目の前で彼女口説くってどーゆーこと!」
『まふ君、ハウス』
「ううう……」
歌詞さんとSkypeで話していると、
後ろからまふ君が飛び出してきた
うん、でも私は今、歌詞さんと話しているので
あの歌詞さんとコラボできるチャンスなので!
いくら彼氏でも邪魔はさせないので!!!!
『歌詞さん、何歌うー?』
「僕は何でも良いよ?
うたいてちゃんは何か歌いたいのある?」
『うーん……、ハニワさんの泣き虫カレシとか!』
「だめ!!!!絶対だめ!!!!許さない!!!!」
『まふ君、ハウス』
「やだ!!!!だめ!!!!恋愛系だめ!!!!」
ぎゅーっと横から抱きついてくる
苦しい……
「あはは、まふ君はどーゆーのなら許してくれるのかな」
「……ギガンティックo.t.n」
『誰が歌うか』