カゲプロ
□会いたかった
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「はぁー…」
最近セトとヤっていない
しかも今日もバイトらしい
でもまぁ平気かなーって思ってたんだけど、最近はセトじたいもあんまり見かけない
流石に寂しいなってわけ
ってことで、セトがどこでバイトしてるか聞き出したから、今からそこに行ってセトをみてこようかなって思って!
あ、でもこの姿じゃバレちゃうかな…
猫にでも変装しようかな?フフっ僕だからできることだよね〜♪
***
どう?どこからどうみても猫だよね♪
イヤー僕天才♪
さて、と、セトのバイト場所は〜…
あ、ここか!うーん、お客さんみたいに入ればよかったかな?あ、でもドア閉まってる…
「うーん…想定外…」
ん?あ!猫だからこそできること!あったじゃん!
裏口♪
フフっ運良く開いてる♪よし!ここから侵入して、セトをみてこよっと!
***
「んー…にゃうぅ…」
せ、狭いし暗い…んー…裏口はもうやだ!
「っいたっ!」
うわーっ何か物にぶつかったぁあ…もうやだなぁ…
…でも…
カノ!
…セトの声が頭にまで響くなぁ…
ああもう!何で僕ここまでセトの事を考えてんのかなぁ!//
…僕…これだけセトの事が…//
「…〜っす!」
「!っセト」
いまの声は絶対セトだ!
あ、どうしよう泣きそうっ
っでもこらえなきゃ!セト、セトどこ?
「〜かれっすー」
かつ…かつ…
足音!?
や、ヤバいよ!見つかっちゃう…!
でも…何で足は…動かないの?
早く!はやくしないと誰かに見つかっちゃ…っ
「ん?ね、猫っすか?」