夢小説
□俊太郎さま…
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あの人を初めて見たときのあの胸騒ぎを忘れない。
あの人が初めて私を見つめてくれたときの甘い痛みを忘れない。
あの人が初めて私の名前を呼んでくれたときの甘い響きを忘れない。
あの人が初めて私の手を握ったときの優しいぬくもりを忘れない。
あの人のことを考えるだけで胸の高鳴りが止められなかった。
私を見てない瞳にさえ、私は見とれた。
首筋のラインも、鎖骨のくぼみも、節ばった指先も
私を好きだと、愛してるといってくれた唇も
私を強く抱きしめてくれたあの熱も
自分の全ては私のものだって誓ってくれた。
全部終わったら私をお嫁さんにしてくれるって言ってくれたよね。
日付の変わる時間には魂を飛ばして私に会いにきてくれるんだよね?
今も私の傍にいてくれてるのかな。
俊太郎さま…私の魂もいつもあなたと共に…。
結エンドが出るってんで、怖くてずーっと手が出せなかった鏡エンドをやってしまい、悲しい気持ちのまま書いちゃいました…(ノД`)