イナズマイレブン 短編集

□“シスコーン”????
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それはオレが日本代表になったとき。



毎日毎日合宿所で生活する日々。



でも、1週間に一回は家に帰る。

じゃないとオレの精神が持たないからな。




……なぜ精神が崩壊するかって?


それはだな…







「おにいちゃーん!!」



「夕香。ただいま。」


「今日ね、テストで100点とったの!!先生に褒められちゃった!」


なんて可愛い笑顔を見せるんだ…



オレには、そんな笑顔が眩しすぎて…



「スゴいな、夕香。」


「えへへ。」




オレは夕香の頭を撫でる。

愛しさが増す自分に、今のところ自覚がない。



「あのね、今おやつでコーンフレーク食べてたの!おにいちゃんも一緒に食べよ!」




「あぁ。ちょっと待っててくれ。」





オレは靴を脱いで奥にいくとリビングに置いてあるコーンフレークのパッケージが見えた。



チョコレート味か…












「え??」








そのコーンフレークの商標を見るまでは、夕香に対する想いが気付かなかった。








「“シスコーン”……」












……シスコン…








シスターコンプレックスか…



Fin.
 

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