story
□ぽっちゃりが好き…? ☆続
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大「お〜!翔ちゃん最近どうよ?名無しさんと」
久々に仕事の現場で会ったのに真っ先に智くんに名無しさんとのことを聞かれた。言うまでもなくラブラブだけど。笑
『仲良くさせてもらってますよ?』
大「まじか〜…名無しさんには勿体無いよ翔ちゃんが彼氏だなんて」
『それ合う度言ってるよね?』
妹みたいな存在だったから寂しいのもあるんだと思うけど、本当に大切な存在だったんだな。だって、こうやって未だに寂しがってるし。
大「俺妹居ないけどさ、妹に彼氏ができた兄の感覚ってこんな感じなのかな?って思うよね」
智くんはそう言ってヘラヘラ笑っていた。
『でもたまに会ったりするでしょ?実家と名無しさんの家隣なんだから』
「あんまり実家帰れてないからな〜。あ、でもこの間1回会ったかな。なんか知らない人みたいだったけど」
『知らない人?』
「なんか女らしくなっちゃっててビックリしたよ」
智くん曰く俺と付き合ってから前よりも女の子らしくなって、恋すると女の子ってキレイになるって言うけど本当だったんだ!って思ったらしい。
『別に前から可愛かったけどね?』
「わ〜!翔ちゃん恥ずかしい!!」
そう言って一人でキャーキャー騒いで撮影に戻って行った。俺からしたら出会った時からすでに可愛かったんだけど、それが増したってことなのかな?
可愛いかったのにそれが増したってことはもう名無しさん無敵じゃんか。最強じゃんか。
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