Avengers
□ダーリン
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本部の会議で似つかわしくない、携帯の着信音が流れる
『あ、失礼…』
ニーナは少し離れ、携帯をスライドする
「はい、ダーリン」
『この声は、ローガンね
やぁ、ハニー
久し振りね』
ニーナはニコニコと笑いながら、ローガンと話す
「今度食事でもどうだ?」
『ローガンが食事に誘うなんて、明日は槍でも降ってきそうだわ』
「おいおい…で?どうする?」
『あぁ…今丁度会議中で、もしかしたら任務入るかもしれないの…
何時になるか分からないわよ?』
「ダーリンのためなら何時までも待つよ
なんて言ったって、ニーナは俺のダーリンだもんな」
『もう、からかわないで…
じゃあ、予定が分かったら連絡するわね』
「あぁ、幸運を祈るよハニー」
『あら、ありがとうダーリン』
ニーナはスマホをタップし、胸ポケットに入れる