愛を込めて花束を-黄瀬涼太-
□自問自答とライバル
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「...地区違うから、次やるとしたらIH本番っすね」
「絶対行きます、全裸で告るの...嫌だし」
「?」
両者キャプテンが、別れのあいさつをする。
笠松の背後では海常監督が闇のオーラを全身から出している。
のに対し、日向の後ろでは仏のような顔をしたリコが花を咲かせていた。
「おっし、行くぞ!」
日向の号令で誠凛は体育館から離れ始めた。
黒子もそれに続く。
「...おい、黄瀬は?」
「...!」
海常の言葉に、黒子は一瞬足を止め振り返った。