白愛〜White Love〜

□一〜3人組〜
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「...よーし、一丁やるか」


「おう」


「〜♪」


「...何でいるんだ大将」




3人は出会ってあまり日は経っていない。

審神者である光もまた、この地に住み始めて間もなかった。

ここは大きく綺麗な和風の建物ではあったが長いこと使われていなかった為、清掃が必要だった。



彼女はその仕事を2人に頼んだのだが...




「何を言ってるの、薬研。
 わたしも一緒に掃除するよ?」


「大将、それじゃあ俺達がやる意味ねえだろ」


「そんなことないよ。
 ここ広いし、2人じゃ中々進まないでしょう?」


「...んじゃあ、主。
 俺達の主が床這いつくばるのはちょっとアレだから、ほうきで掃いたりしてくれない?
 そこを俺達が拭いてまわるから」


「そうするよ、加州」




加州の案に光が賛成し、薬研も仕方なく従う。







埃を集め、床を磨き、それを繰り返す。

それが終われば、次は庭内へと移動する。

枯葉を捨て、雑草を抜き取り、自給自足の為に畑を耕し、花や苗を植える。



さらに光はどさくさに紛れて、鶏や猫や犬と動物を買って庭へ放った。



このようなドタバタな生活が、あと2週間ほど続くのだった―――...





to be continued


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