きみと。


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いちわ
彼との関係は確固たるものすぎて、曖昧な思いに気付けなかった。

にわ
青空の向こう、雲も飛び越えた先に目を凝らしても意味はない。

さんわ
触れる指が特別だと、互いに知っていたよ。

よんわ
手を繋ぐことに全てを見出していた、かつての甘さよ。

ごわ
響く声が決して届きはしないと確信していたが故の述懐だった。

ろくわ 前編
濡れた体は冷たく、君に触れるのを躊躇ったのは罪に濡れたからだと伝えないまま。

ろくわ 後編
そして濡れた髪を払い、また前を向く君は美しい。

さいしゅうわ
きみと。

番外編 いち
嫁だー!!

番外編 に
不安が、消えない。



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