みっくすおれ〜彼女の秘密〜[ヤンデレホラー劇場]
□イチゴオーレ
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シンタロー「うーん…ここは?」
???「あっシンタロー君!あたしだよ!分かる?」
シンタロー「ん…?誰ですか?」
???「えっ…まさか…記憶喪失…?ま、まさかあたしの事、忘れちゃったの!?」
シンタロー「うん…そうみたいだ…」
なぎさ「そんな…あたしだよ!なぎさイチゴオーレ!」
シンタロー「なぎさイチゴオーレ…?」
なぎさ「そうだよ!本当に忘れちゃったの…?」グスッ
シンタロー「ちょ、ちょっと泣かないでよ!」
話を聞くとなぎさイチゴオーレと名乗る少女は僕の彼女らしい。
お見舞いに来てくれたようだ。
なぎさ「あたしばっかりシンタロー君との思い出持ってるんだね…楽しい事も、辛い事も…なのにシンタロー君は全部忘れちゃったの…?ずるいよ…」
シンタロー「…ごめん」
なぎさ「でも、少しずつでいいよ!あたし、思い出すまで待っててあげるから!じゃあまたね!あ、あたしが買ってきたイチゴオーレ、飲んでね!」
そう言って、なぎさは帰っていった。
明日も来てくれるのだろうか。
もしそうなら楽しみだ。