みっくすおれ〜彼女の秘密〜[ヤンデレホラー劇場]

□イチゴオーレ
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朝だ


なぎさが来る時間だ


なぎさ「おはようシンタロー君!」

シンタロー「おはよう」

なぎさ「ねぇ、お出掛けしない?部屋の中だけだと退屈でしょ?」

シンタロー「えっ…で、でも」

なぎさ「ちょっと景色を見る程度だから問題ないよ!行こっ!」




強引になぎさに連れられて



川の近くまでやってきた。


なぎさ「う〜ん!やっぱり外はいいね!」

シンタロー「うん。そうだね」

なぎさ「ねぇ、シンタロー君ってさぁ…欲しいものがあったらどうする?」

シンタロー「うーん…分からない…」

なぎさ「あたしだったらね〜…力づくで手に入れるかなー…」

シンタロー「ふーん…」

なぎさ「じゃ、帰ろっか!」

シンタロー「うん…」

なんでなぎさはあんな質問したんだろ。

その時の僕には分からなかった。

今は、十分すぎるほど分かってしまったけれど。

いや、違う。

「分からされた」んだ…。
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