みっくすおれ〜彼女の秘密〜[ヤンデレホラー劇場]
□イチゴオーレ
3ページ/7ページ
朝だ
なぎさが来る時間だ
なぎさ「おはようシンタロー君!」
シンタロー「おはよう」
なぎさ「ねぇ、お出掛けしない?部屋の中だけだと退屈でしょ?」
シンタロー「えっ…で、でも」
なぎさ「ちょっと景色を見る程度だから問題ないよ!行こっ!」
強引になぎさに連れられて
川の近くまでやってきた。
なぎさ「う〜ん!やっぱり外はいいね!」
シンタロー「うん。そうだね」
なぎさ「ねぇ、シンタロー君ってさぁ…欲しいものがあったらどうする?」
シンタロー「うーん…分からない…」
なぎさ「あたしだったらね〜…力づくで手に入れるかなー…」
シンタロー「ふーん…」
なぎさ「じゃ、帰ろっか!」
シンタロー「うん…」
なんでなぎさはあんな質問したんだろ。
その時の僕には分からなかった。
今は、十分すぎるほど分かってしまったけれど。
いや、違う。
「分からされた」んだ…。