黒子のバスケ

□時が告げるもの
2ページ/6ページ




「で、どうした?灰崎。」

中に招いたのはいいが、そわそわした様子のまま、何も話そうとしない。

「おい」

と、声をかければ過剰にビクッとされたもんだから会話も続かない。

…なんだこいつ?何があった?




「なんだよ…かくまってやるんだから何があったかぐらい教えろよ…めんどくせぇなぁ」

とかいいつつ灰崎にコーラをあげる俺ってすごい優しくねぇ?


コンッと、カップいっぱいに入ったコーラを灰崎の目の前に置く。


「……………て、ない?」

「え?」


声が小さすぎる。聞き取れねぇよ、馬鹿。

「………なにも、はいってない?」


「は?」

何だその質問

なんで良心でコーラあげてんのになんかいれねぇといけねぇんだ。意味わかんねぇ

「これ、飲める?」

「は?あたりめぇだろ。さっさと飲んで落ち着けよ」

意味わからん。なんだこいつ。誰だ。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ