黒子のバスケ
□時が告げるもの
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「で、どうした?灰崎。」
中に招いたのはいいが、そわそわした様子のまま、何も話そうとしない。
「おい」
と、声をかければ過剰にビクッとされたもんだから会話も続かない。
…なんだこいつ?何があった?
「なんだよ…かくまってやるんだから何があったかぐらい教えろよ…めんどくせぇなぁ」
とかいいつつ灰崎にコーラをあげる俺ってすごい優しくねぇ?
コンッと、カップいっぱいに入ったコーラを灰崎の目の前に置く。
「……………て、ない?」
「え?」
声が小さすぎる。聞き取れねぇよ、馬鹿。
「………なにも、はいってない?」
「は?」
何だその質問
なんで良心でコーラあげてんのになんかいれねぇといけねぇんだ。意味わかんねぇ
「これ、飲める?」
「は?あたりめぇだろ。さっさと飲んで落ち着けよ」
意味わからん。なんだこいつ。誰だ。