私が笑える時…
□学園祭
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こんにちは、水野彩花です。
只今、クラスの見せ物について話しています
「じゃあ、他に意見は…」
『ハイ!!執事&メイド喫茶が良いです!!』
「「「「「「Σえ!?」」」」」」
『そして、それをやるなら、私は執事をやります♪』
「え…水野は執事服持ってるの?」
『ええ、もう今日準備してあります。』
「「「「「「「Σ張り切り過ぎだろ!!」」」」」」」
『なんなら、着替えて来ます?』
女子「でも、水野さんの執事姿見てみたいかも。」
『では、準備してきますね。』
ー着替え室ー
……久し振りにマスクと眼鏡と縛っているゴムを取って、執事服に着替えた。
そして、
ークラスー
〔ガラララ〕
『只今お戻りいたしました。』
キチンとイケメンvoiceをしました☆
「「「「「「「「「Σキャー!!」」」」」」」」」
男子「女子に負けたーー!?」
『駄目ですかね?』
先生「フム…水野が今日1日その姿で居れば考えてやらんでも…」
『良いですよね?(黒笑)』
先生「ハイ!!良いです!!(泣)」
『あ、でも、今日1日だけでしたら良いですよ。』
全員「ヤッター!」
『喜びすぎ…(汗)』
……これで点数稼ぎ出来ますね…。
ー昼(屋上)ー
……幸村に呼ばれたので、屋上にやって来ました。
〔ガチャッ〕
『遅れて申し訳ございません。』
……全員が眼を見開いてました。
幸村「水野…さん…?」
『はい、何で御座いましょうか?』
幸村「何で執事になってるの?」
『先生がこの服と口調で居てくれれば、僕の案を採用してくださると言うので。格好悪いでしょうか?』
梨々香「凄い格好良いよ♪」
『有り難き幸せ(ニコッ』
丸井「お前…男だったのか!?」
『は?(黒笑)』
丸井「ふ、ふん…怖くねぇんだからな!!」
……此処は…やはり馬鹿が揃っているんですね。
『僕…嫌、私は歴とした女の子ですよ。ハァ…やはり、此処も駄目ですか。……僕の事はお忘れくださいませ。』
梨々香「え…どういう事…?」
『……失礼いたします。』
〔ガチャッ〕
柳生「……お待ちください。キチンと説明して下さい。」
『ッ…離して…』
幸村「柳生!!水野さんを離して。」
『男…嫌だ…怖い…(泣)』
柳生「……え…?」
『離せ…嫌だ…怖い…』
幸村「水野さん!!大丈夫だよ。」
『ヤダ!!男なんて皆体目当てだ!!騙されない…』
私は柳生とか言う人を叩いて退かし、逃げた。
幸村「……これで彼女はミーハーじゃないと言う事が分かったね?」
梨々香「水野さん…怖がってた。」
仁王「……体目当て…?」
柳「……今すぐ水野を止めないと、水野は立海を辞めるぞ。」
……!バレてないし…
(※私は屋上の上で水の羽を使い、見ていた。)
……テニス部レギュラー全員が出ていったので、私は屋上を鍵かけ寝転がった。
……すると、ポツポツと雨が降ってきた。
『……空が……泣いてる…。』
仁王「まだ居ったんか。」
『……悲しい…何で…私は………スゥ』
仁王「……寝てしもうた…。」
私の目からはポロポロと涙が溢れた。
仁王「……。」