私が笑える時…
□二日目
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……二日目……。
『……で、何で私がてめ…じゃなかった貴方達に囲まれてるんでしょうか。』
丸「今、「てめぇ等」って言おうとしたよな!?」
『うるせぇな。』
……はい、彩花は只今、何故か屋上でテニス部に囲まれていた。
柳「口悪いぞ…。」
『五月蝿い、黙れ。私に関わらないで。では、失礼。』
彩花は出ていこうとしたが、柳に手を捕まれ、出ていけなかった。
『……ハァ…鼬を連れて来ればよかった。』
……バタンッ!!と音がし、扉が開いた。
そして、そこには鼬が居た。
『鼬!!』
鼬「彩花様!!」
幸「本物の鼬さん!?」
『鼬、help me!』
鼬「彩花様に何してんだ…てめぇ…(黒笑)」
真っ黒な笑みで柳の腕を掴んだ鼬。
柳は彩花の腕を離した。
鼬「彩花様、学校を辞める準備が整いました。あとは、此処を去るだけでございます。」
丸「辞める!?」
『と言うことは…依頼終了!?』
鼬「はい。」
『よし、これで大嫌いな男に会わなくて良くなったわ♪』
鼬「……で、何故…姿を現しているんですか!?」
『あ…あはは(汗)』
鼬「あははじゃないですよ!!何、勝手な事してるんです!?」
『あ゛?君も何私に怒鳴ってるの?地雷踏みたい?』
鼬「す、すみません!!」
『今日は辞めなくて良い?折角の学校祭だし。』
鼬「はい、良いですよ」