私が笑える時…

□学園祭
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ーNO視点ー

〔ガチャッ〕

仁王「……幸村…戻ってきたんか…」

幸村「あれ?水野さん…寝ちゃってるの?」

仁王「ああ…。疲れたんじゃろ。」

……仁王の腕の中でスヤスヤと寝ている彩花…。

『……置いて…かな…いで…おか…さ…ん…』

ポロポロと涙が溢れた。

それを見て、幸村達の顔が歪んだ。

『……なん…で…スゥ…』

幸村「……まず、水野さんを寝かせに行こうか。」

……そう言い、幸村達は彩花を保健室に運び、彩花を寝かせた。

『……スゥ…スゥ…』

幸村「可愛い寝顔だね…。」

切原「ブチョー、まだ其奴がミーハーじゃないか分かんねぇッスよ!?」

幸村「赤也静かに(黒笑)」

『……怖…い……たす…けて…』

彩花は滝汗を欠いていた。

『おか…さん…置いて…かな…いで…』

幸村「……水野さん?」

幸村が彩花を揺さぶり起こした。

『!?男!?抹殺「すんな!!」……(シュンッ』

柳生「水野さん…大丈夫ですか?」

『……男…来ないで。』

彩花はいつものように真顔で言い放った。

……だが、いつものと明らかに違う点が1ヶ所ある。

それは…彩花が憎しみ∞憎悪≠ェ籠った目で睨んでいたのだ。

……全員固まるしか無かった。

『……保健室…に…運んでくれてありがとうございます。では、失礼いたします。』

……それだけ言うと、彩花は保健室から出ていった。

ークラスー

〔ガラララ〕

『只今お戻りいたしました。』

「水野さん!?本当にその格好で居たんだ!!」

『ええ、先生、約束は果たしましたので、先生も約束守ってくれますよね?(黒笑)』

先生「……ああ…執事&メイド喫茶な。…」

……そんなこんなで模擬店は執事&メイド喫茶に決まった。
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