混合合宿
□A
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ーNO視点ー
……あれから…誰も彩花の姿を見ていなかった…。
彩花の相棒の讖でさえ、彩花の居場所が分からなかった。
……一時間ほど経ち…全員が元居た場所に戻ると、何処からか彩花が現れた。
獄寺「テメー!!何処に居やがった!!」
『五月蝿い。裏切り者め…(ギリッ』
彩花は金色の眼ではなく、深紅の…血のような真っ赤な眼をしていた。
ロー「……思い出したのか…」
『ああ…全て思い出した。妾を…よくも騙したな…。よって、妾はお前等の手伝いはしない。そして、復讐をさせてもらう。妾を甘く見るなよ…小僧共…。妾は神だ。何でも出来る!!(怒)』
ベル「自称神五月蝿いよ。」
『……』
彩花は真っ赤な眼でベルフェゴールを睨み、真顔でベルに
彩花「五月蝿いなぁ…アッハハハハハハハハハハハハハハハ!自称王子のクセに。つか、妾は自称ではない。妾の事を皆が神と呼ぶのだ。」
ベル「……自称だろ。つか、王子は自称じゃないし〜」
『あー…ウザい。人間風情が何言ってんの?五月蝿いから黙れ。』
〔ヒュンッ〕とナイフが飛んできたが、彩花は綺麗にかわした。
『弱い。遅い。そんなものか。』
彩花の周りを氷が囲む…
マーモン「これ…幻覚じゃなくて本物だよ…(汗)」
『当たり前だ。』
……彩花は氷を操り、全員を刺した…嫌、刺そうとした。彩花は全員の目の前で寸止めしたのだ。
『ッ…ッ…ッ…(汗)』
……彩花は滝汗をかきながら…必死に我慢していた。
ロー「そんな弱さだから利用されるんだ。馬鹿」
『五月蝿い。』
……彩花の眼は、元の美しい金色に戻っていた。
『……すまない。また暴走してしまった。また傷付けるのはもうごめんだ。…不老不死は辛いな…。』
ツナ「不老不死!?じゃあ『年のこと言ったら殺すだけではなく、生き返れなくするよ。ダメツナ』……(汗)」
『ハァ…さっき私が言ったことは忘れていただきたい。ダメツナは強制的に忘れさせるが。』
ツナ「何で俺だけーー!?」
ロー「年のことを言おうとしたからだろ(汗)」
『なんて、ウソウソ。楽しく殺りましょう♪』
ツナ「漢字が違ーーう!!」
『五月蝿いなぁ…さっさと黙らないとマジで消すよ?(黒笑)』
全員「彩花(様)が黒い!!」
『……何人たりとも怪我をしておらぬだろうな?』
……彩花の眼が今度はスカイブルーに変わっていた。
全員「無いな」
『これから怪我をすることも多くなる。深き怪我をした場合妾に申し出ると良い。何時でも直してしんぜよう…ただし、心の傷以外な。』
……この時、全員が思ったであろう…
全員「(心の傷直せる奴が居たら超人だよ!!)」
……と……
『妾は超人だが?(キリッ』
……駄目だこりゃ…
と、全員が思った。
『……ほら、さっさとアランは試練の門を何人かずつやれ!じゃなきゃ、アラン、貴様を消す!!(怒)』
アラン「はい…(泣)」
……流石神…恐るべし…(汗)