LOVE

□学園祭+KITUNEコンサート
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はい、やって来ました!

学園祭です!

朝から不機嫌な彩花。

『ナレーター五月蝿い。黙れ。』

こ、怖い…(泣)

『チッ…面倒臭い。』

と言いながら、模擬店を回っていた。

自分のクラスでは執事&メイド喫茶をやっているので逃げてきたのだ。

そこで、来たのが四天宝地のテニス部部室の模擬店であった。

財「いらっしゃいませ」

『……射的』

忍(謙)「100円やで」

『はい、どうぞ。』

忍(謙)「全部倒せれば俺等の誰かと写真が撮れるで〜」

無表情で銃に弾を入れ、射的の的となる缶を一番遠い所から全て倒した彩花。

それには誰もが驚いた。

あ、ちゃんとお金は払ってます。

金「姉ちゃん凄!!コントロール凄いな〜」

白「約束通り誰と撮るんや?」

嫌そうにしながら聞く白石 蔵之介。

『……射的を楽しめたので、誰とも撮りません。良いです。私は射的目的で来ただけなので。』

この言葉にはテニス部全員が驚いた。

小「ほ、ホンマに楽しめたん?」

『ええ。楽しめましたよ。』

やはり無表情の彩花。

一「あまり楽しそうには見えへんな」

『楽しんでいますよ。』

無表情過ぎて全員は苦笑い。

『では、次に行くので。さよなら(ニコッ』

そこで初めて笑った彩花であった。

勿論、全員惚れました。
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