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□第4話
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ヒリアは放心しながらもレオリオの手当てを行っていた。

「おまえよく戻ってこれたな」

『うん。ほんとね....。』

こちらを寄ってきたキルアに苦笑いを見せながら答える。すると、ゴンとクラピカが森の中からやってきた。

「あっ!ヒリア!レオリオもいる!」

「大丈夫かヒリア!?ヒソカに何もされてないか!?」

クラピカはヒリアの肩をがっちり掴み物凄い剣幕でいう。

「ヒソカ?」

「ヒリアとレオリオをね、連れていっちゃったのヒソカなんだ。」

「はああ!?」

ゴンの言葉にキルアは叫ぶ。

『お、落ち着いて、クラピカ。私は.....』

ヒリアがヒソカの方を見ると、ヒソカはニヤニヤした顔でヒリアの額を指差していた。

『言えないわー!!!!』

赤面したヒリアは顔を押さえる。

「ヒソカめ!無抵抗な淑女に破廉恥な仕打ちをするなど言語道断!!」

『私は大丈夫だからクラピカ本当に落ち着いて!』

ヒリアは緋の目になりかけているクラピカを必死に止めていると、レオリオが目覚めた。

「クラピカてめえ!俺の怪我の心配は無しかああん!?」

「問題ないようだが?」

「男前が台無しだろ!!」

「普段通りだが?」
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