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□第5話
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「だーかーらー!2次試験の合格者はなし!初めから私が美味しいと言ったら合格にするって話だったでしょ!」
「それは建前で、ヒントを見逃さない注意力と....。」
「あんたは黙ってな!」
2次試験の結果をハンター協会へ連絡しているメンチであったが、その結果に審査委員会も困っていた。
『このまま試験が終わってしまうのかしら...!』
「そんな!困るよ!ハンターになって、親父に会いに行かなきゃならないんだから!」
「それは、残念ね。来年またきてねー。」
ドカッ
料理台を破壊する受験生がいた。255番のレスラーのトードーである。
「納得いかないな!俺達が目指しているのは料理人じゃねぇ!ハンターだ!その中でもブラックリストハンターを目指している!なにが、美食ハンターだ!!」
「駄々っ子は坊やだけにして頂戴。」
トードーはメンチに襲いかかろうとするが、ブハラに張り手をくらい吹っ飛ばされてしまう。
「余計なことしないでくれない。」
「だってさあメンチが本気でやったらこいつを料理しちゃうだろ?」