Present

□ヨシナツA
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【 義×夏A 】


ソファに座って
ボーっとTVをみていたら
オレとソファの背もたれの間に
強引に身体を割り込ませてきた


意味がわからず
彼がしたいようにさせていると
そのままの位置に陣取る。
そして、オレの肩をそっと引き
自分にもたれかからせる。

オレは今
彼の足の間に座って
彼をソファの背もたれ代わりに
して、寄りかかってる状態だ。
なんだこれ………

「ごめん、何がしたいのか
わかんないんだけど……」
振り返えると
思ったよりも近くに彼の顔があった

いつもの涼しい表情のまま

「別に気にしないで。
俺があんたに触っていたいだけだから」


いつまでも聞いていたくなるような
いい声で
素直に自分の気持ちを
伝えてくる。
普段口数が少ないが
口を開くと
ど直球を投げてくる。

こんなとこが
春に似てるなとふと思った。
思ったけど、

いや全然違うな。
春はそこまで感情ださないよな

と、誰に聞かれたわけでもないのに
言い訳をするオレ…

何してんだろ…


背中がじんわり
あったかい。

少し早いリズムの心音。

それが心地がいい。


そのままの姿勢でいたら
そっと身体に腕が巻きついてきた。


人肌ってこんなに
あったかかったかなぁ
などとぼんやり考えながら
彼の温もりに包まれる。



もう少し、このままで…





end.
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絆されてきた
なっちゃんwwwwww
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