Present

□ヨシナツB
1ページ/2ページ

【 ヨシ×ナツB 】


自分ながら
最低最悪だと思う

自分はここまで歪んだ人間
だっただろうか

ここまで欲望に忠実な人間
だっただろうか

ここまで
プライドがない人間
だっただろうか



でも、それでいい


彼を抱けるなら
俺は悪魔にだって魂を売る









ベッドに横たわった
彼の視界を手で覆う


細い首に顔を埋めると
ビクリと彼が震えた



「………この香り………」





「……わかる?
神堂さんと同じ匂い………」



彼の身体が強張る
その首筋に舌を這わせ




「……誰にされてるみたい?」




匂いからあの人を思い出させる






今度は首筋に
きつく吸いつく


「………ねぇ、誰にされたい?」



彼の喉がゴクリと動く




「…………この匂いに
包まれてセックスしたら
あの人としてるみたいだね………
…………してみる?………」











彼の耳元に悪魔の囁き
満たされない心にストンと
落ちる








彼は
震える手で俺の頬にふれ
ゆっくり顔を近づける






end.
------------------------------------
私がブラック思考に堕ちてたので
よっちゃん道連れ(∼_∼;)
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ