Present

□ヨシナツI
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【 ヨシナツI 】


今までどんな顔をして
カレに会っていたかなんて思い出せない


カレに会うときはいつも春を想っていて
自分の中の春だけを見つめてた

だから身体をつなげても
それはカレとではなくて
ひたすら春のことだけを考えてた

オレの勝手なsexで
カレなんて感じていなくて
春だと思って咥えこんで









このまま食われてしまうような
口づけをされたと思ったら
あっという間に服をはぎ取られて
ベッドへと連れて行かれ押し倒された




肌を滑る手の温度を感じながら
首筋へと顔を埋め
深くカレの匂いを吸い込む





待ち望んでいた匂い





されること全てが気持ちよくて
もっとしてほしいと自ら強請った


自分の気持ちが変わっただけで
同じ行為がこんなにも気持ちいいなんて






「………ナツキさん……」





ふいに名を呼ばれカレの顔をみる

ポタリとカレの顎から汗が落ちた




「……ごめん、大丈夫?……」



これだけ与えられる快感に浸っている
オレを見ているのに
その瞳は不安そうに揺れていて




オレの心にまだ春がいると思ってる?





ポタリポタリと垂れてくる汗を
人差し指でスッとすくい
そのまま見せつけるように
しゃぶってやった



「もう春の匂いはいらない
お前のじゃないともうイケない
だから義人
もっとオレにお前の匂い
しみこませて?」




驚いたように目を見開いたカレの耳が
徐々に赤くなった

照れた?
そんな表情を思わず可愛いなんて
思ったのもつかの間、
オレの中にいるカレのモノの質量と
硬度が増した気がした




「ナツキさん………ごめん」

再び謝るカレに何が?と問う前に


「もう我慢しない……覚悟して?」


嬉しそうに目を細めそっと囁かれた



――――――――――――――――――
久しぶりのヨシナツでーす
こーなったらノンストップよっちゃん
だよね
もうなっちゃん翌日ヨレヨレだよね(笑)
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