短編

□Puppy Boo
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伊「まだ終わらないのぉ〜?だいちゃん!」

新曲を絶賛編集中の僕の恋人だいちゃん。

有「うーーん」

さっきから何回聞いても同じ答えじゃん
手伝ってあげないけどね
だって、パソコンに向かう真剣な顔がすっごく可愛いくて、いつまでも見てられるんだもん

だけどさ…さすがにもうこんな時間だよ?
ひとりでなんて帰せないなあ

有「いのちゃん、先帰っていいよ?」

伊「だめだよ!こんな時間にひとりで帰せない!!送ってあげるから!待ってるから!」

有「え、ほんと!?あ、え、どうしよ、まって、いや、ここまでやるには、、うーん、」

余計ドタバタし始めちゃったよ…(笑)
まったく、、可愛いなあ、、

有「いのちゃん、ごめん!お待たせ!」
伊「ん、帰ろう〜〜」

有「曲の編集って、ほんっと疲れる!こだわりだすと止まらなくってさ〜あ、でも楽しいんだけどね!」

仕事のことを話すだいちゃんの目はいっつもキラキラしてるよ…ほんと頑張り屋だなぁ
照れくさいから本人には言わないけどね

伊「でも無理しちゃだめだよ…!倒れたりなんかしたら、だいちゃんより俺が困るんだから…」
有「え…あ、うん///」
伊「なんで照れてんの〜〜?なんにも変なこと言ってないよ〜!」
有「もうっ!うるさい!///」

照れ隠しなのか、パタパタ走りだして俺と距離をとるけど見えなくなるほど離れるなんて許さないよ〜すぐ追いかけて大ちゃんの手を握る

伊「つっかま〜えたっ!笑」
有「ばか///」

手をつないで家まで帰る、このシチュエーションがほんと好きだな
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