防人を護る歌を歌いましょう

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あのクリスって子…私にそっくりだった
声がとかそういうことじゃなくて、姿が一緒…



翼「心?聞いているの?」

心「え?」

翼「はぁ…先日の戦い以来ずっとその調子ね」



そうだった…今は会議中だった
しかも、私強制連行されたんだった
はぁ…私ってばどうしちゃったんだろう…



響「そういえばあのクリスちゃん、心にそっくりだね」

心「え?」

翼「確かに、似ているな」

心「…」




私は一部の記憶障害を患っている…
だから雷帝という苗字が本当の名前とういうのは嘘なのかもしれない
だって幼い頃の事を思い出そうとすると…頭が痛くて
目の前が真っ白になっていつのまにか倒れてる…

でも…確かなのは…私に似た誰かが私を呼んでいること…




心「…っ!」

翼「心、どうした?」

心「私は…誰なの…っ痛い…痛いよ…お姉ちゃんっ」

響「心!しっかりして!」

弦十郎「おい!急いで心君をメディカルルームへ!」



また…何も思い出せないまま…倒れてしまった
いや…何も思い出せないというのは違う…
一つだけ思い出した…





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