防人を護る歌を歌いましょう
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苦笑いする未来ちゃんに響は不思議そうに見る
だって、二人の邪魔なんておかしいでしょ
あ、そうだ…いいこと思いついた
心「じゃあさ、未来ちゃんが私に対して敬語にならなければいく」
未来「え!?」
響「そんなの簡単だよね?未来!」
心「簡単じゃないでしょ。だって、私は一応有名人だったんだよ?敬語がすぐにほぐれるとは思わないなー」
未来「うぅ…」
心「私は未来ちゃんとも友達になりたいんだけど、早々心を許してはくれないみたいだし♪」
未来「いじわるですね」
心「えー?そうかな?でもまぁ、未来ちゃんは考えておいてね?それじゃ」
随分困惑している様子でした
可愛いのでついからかっちゃったけど…
私としては同じ親友を持つ者として友達になりたい
放課後…私は職員室の前を通りかかった
そこには未来ちゃんがいて…鞄をふたつ持ってた
心「未来ちゃん、どうしたの?響は?」
未来「それが、鞄を取りに行ってる間にいなくなっちゃって…」
心「…ねぇ、響が戻ってくるまで話相手になってもらえないかな」
未来「え?」
心「もちろん、君たちの部屋でね」
響きたちの部屋に訪れてすぐに響きから連絡があったみたい
それも…最悪なものらしい
でも、この子は偉い…怒らないで受け止めてる
心「響はどうだって…?」
未来「大事な用があって…一緒に流星を見れないそうです」
心「…そう」
確実にノイズの発生が原因
しかも、それを隠しながら生活しているみたい
響は…大丈夫なの…?
それに…この子も…
。