防人を護る歌を歌いましょう
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目が覚めると知らない天井が目に映った
そっか…運ばれたんだね。私は…
色んな人が見える…それに学校の校歌も聞こえる…
それから数日…私は少し困っていた
翼さんと同室になったのはいいものの
彼女のだらしなさが…こんなに出るなんて
響「翼さ…まさか、これは…」
翼「何をしているの」
心「響、見てはいけないものを見ちゃったね」
響「へ?へ?」
翼「///」
心「ほら、よく見て。私の所は散らかってないでしょ?」
響「あー……そういうことですか」
響が部屋の片付けを始め
私は部屋から出ていこうとした…が
翼さんが逃さないように私の手を掴んだ
心「なんですか」
翼「どうして出ていこうとするのかしら」
心「…トイレ」
翼「それも嘘でしょ」
心「私は少し用事があるんです」
響「用事?」
心「そうだよ」
翼「心、自分が嘘を付くときの癖ぐらい気づいたらどうなの」
心「う…いいじゃん別に」
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