防人を護る歌を歌いましょう

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私の意識はそこで遮断された
最後に見たのは穴という穴から吹き出ている血でまみれた翼さんの顔
私は…どうしてこんなことになったのか…もうわからない


ここは…どこだろう…
でも、ここに入ればもう嫌な想いをしないでいいような気がする



?「心」

心「奏…」

奏「ここで何をしてるんだい?」

心「わからない…でも、ここに入ればいいような気がする」

奏「いんや、ダメだ」

心「どうして…」




奏お姉ちゃんは私を後ろから優しく抱きしめて
それから私が忘れていたことを…




奏「頑張るって約束したんじゃなかったのか?あの子と」

心「あ…」

奏「それに…翼とも仲直りしてないだろ」

心「う…そうだけど、さ」

奏「私が支えてやれない分支えてやるって約束、忘れたのか?」

心「忘れてないもん…」

奏「なら…わかってるだろ」

心「わかってる…もう行くね」

奏「おう!」



ありがとう…やっぱり私のお姉ちゃんだ





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