防人を護る歌を歌いましょう

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癖…なんだろう…
どんな癖を…てか、良く見てるんですね
私はほんとにちょっと抜け出した…もとい出かけたいだけなのに
あ…あそこから見てるのって…未来ちゃん?
そうだ…



心「はぁ…未来ちゃんと約束してたのに」

響「え?」

翼「誰?」

心「未来ちゃんとデートの約束なんだけどなー、それに二人きりで話したほうがいいと思いますよ。それじゃ」

翼「ま、待ちなさい!心!」




うまく病院を抜け出すとそのまま街へ
するとタイミング良く未来ちゃんを発見した
その足取りは予想したとおり…やっぱり、響きのことだね



心「未来ちゃん!」

未来「え?!心さん?」

心「やほ、元気にしてた?」

未来「ちょっと、大丈夫なの?」

心「もう大丈夫だよ。それよりフラワーに行くんだよね」

未来「うん…そうだけど」

心「私も行く、てか病院食に飽きた」

未来「クス、いいよ」

心「わーい!」




落ち込んでいるように見えた未来ちゃん
それもそうだ…響が裏切ってるんだから
でも、仕方ない裏切りを…認めざるおえない



心「おばちゃん!ひさしぶり」

「あら、心ちゃんが未来ちゃんと一緒だなんて珍しいわね」

心「今日はたらふく食べるんだから、よろしくお願いしますね」

未来「来たことあるの?」

心「うん、ここの常連だよ」

「普段はお忍びで来るのよね」

心「おばちゃん、早く焼いて♪」

「はいはい」







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