防人を護る歌を歌いましょう

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ショッピングモールでウィンドウショッピングしたり
映画を見たり、試着してみたり…女の子らしい休日の過ごし方をした
そしてゲームセンターでUFOキャッチャーをしている最中…
響が変な声を出しながらプレイしている




心「?どうかしたの?」

未来「心さんって、そういうの得意なんですか?」

心「まぁね。未来ちゃん、好きなのがあったら貰ってくれないかな?」

未来「いいんですか?」

心「もちろん、お友達だからね」

未来「あ…///(そうだった。すっかり忘れてた)」

心「それにしても、響のあれ…どうにかならないかな?」

未来「それなら、いい場所に行きません?」




そう言って私達が来た場所はカラオケだった
そっか…ここなら大きな声を出してもいいもんね
部屋に入って真っ先に曲が流れた…
入ってるのは演歌…そして入れたのは翼さんだ



心「しぶ…」

響「かっこいい…」

未来「わぁ…」



無情にアーティスト魂に火がついた私は曲を決めて予約を入れた
翼さんが歌い終えるとマイクを持ってイントロを耳で確認する
私が入れたのは翼さん同様に普段歌わないような曲だ



心「では、次は私ね」

響「え……?」

未来「…///」

翼「心、喉を潰さない程度にね?」

心「それは心得てます」



私が入れたのは英語混じりの歌いにくいものだった
いや、なんとなく気晴らしに歌いたくなったんだけどね
結局、自分の持ち歌は歌わないでカラオケ屋を出た







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