深愛
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私はいつからこんなに冷めた性格してたかな
わからない。
小さい頃から、ずっと
何にも興味がなくなって
全てを冷めた目でみていた
勿論、両親も兄も。
学校なんて面倒くさい場所に毎日通って、作り笑いしながら気を遣う
そんな生活がとてつもなく苦痛に感じてきた。
『帰ったら、ゲームでもしよっかな...』
帰路を歩きながら、私はそう思った。
久しぶりに明日は土曜日で休みだし、何もやることがないのは暇で、私はいつものようにゲームをやることを決めた。
そう、全ていつも通りだったのに。