うたプリ オリジナル
□No.2
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優花side
『優花。今日の授業、わかった?
俺、全然わかんねぇんだけど…』
ここは放課後の屋上。
屋上はほとんど人は来ないから絶好の遊び場。
そこにいるのは私の弟の玲俟。
実を言っちゃうと私が4月生まれで、玲俟が3月生まれだから同じクラスなんです!
歳は違うけど…
『まぁ、ほとんどわかったよ!
っていうか、漢字や英語わからないと次の曲の歌詞、わかんなくなるよ?』
『そ、そんときはしっかりその単語とか調べてるだろ!!?』
『ふふ、それはどうかな?』
風が急に吹いて私の白い髪がふわりと浮いた。
うぅ…5月なのに少し寒いのはなんでぇ(T^T)
『んなんな!!
次歌う曲はどうするんだよ!!
俺、脳脳漿炸裂ガールが歌いてぇ!!
優花、ダメか?』
なんか、玲俟の頭からチワワとか柴犬とかの尻尾と耳が見えるのは気のせい?
もう、犬だよ…(-_-;)
『いいよ!そうしよっか!』
『いやったぁ!!!んじゃ、家に帰ったr「YouたちがR&Yデスカ??」…おじさん、誰?』
玲俟が私の手と2人の鞄をとり、帰ろうとしたら、空から2m近いおじさ…んん、えっと、おじさまが落ちてきた。←
なんだろ…嫌な予感がするけど、一応営業用をしておこうかな?
『はい、私たちが歌い手のR&Yです。
ところであなたはどちら様ですか?
そして私たちに何の御用でしょうか?』
「Oh,sorry。
自己紹介が遅れましたネー。
meはシャイニング事務所の社長のシャイニング早乙女デェェェス!!
実はYouたちをスカウトしにキマシタ!!」
『『えぇぇぇぇぇぇ/はぁぁぁぁぁぁ!!?』』
私たちは驚きすぎて、叫んでしまった。
えっ、私たちがデビュー?
しかも、シャイニング事務所ってあのST☆RISHとかQUARTET NIGHTとかのアイドルがいるあの!!?
「それと、Youたちの拒否権はナッシング!!それじゃあ、Lets,GO!!」
シャイニングさん?は私と玲俟を脇に抱え(あっ、鞄はちゃんと持ったよ?←)、そのまま飛んだ。
って、飛んだ!!?
『『きゃぁぁぁぁぁぁ/うわぁぁぁぁ!!!』』
ヤバイ…気圧で意識が…
私たちは途中で意識を失った。