うたプリ オリジナル

□No.3
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七海side


私が学園時代にいたとき、救われたのはHAYATOの他にもう1つありました。




それはR&Yの奏でる歌…。




曲作りに悩むときにはいつもR&Yや1人ずつ歌う曲を聞いて、落ち着いてた。




今、その2人が目の前で歌ってくれる。




この曲、私が初めて聞いて、R&Yが初めて歌った曲…。




自然と涙が出てきた。




『……ふぅ。
私たちの実力は、どうでしたか?
皆さん(*^^*)』




『久しぶりに歌ったよなー!
確か…1週間ぶり?』




『そうですね!
……って、どうしたんですか!!?』




優花さんが泣いてる私を見て、戸惑ってる。




あっ、玲俟さんまでもが…。




「七海さん、大丈夫ですか?」




「あっ、はい、大丈夫です…(T^T)」




私は急いでハンカチで涙を拭おうとすると優花さんに止められた。




『そんなにごしごしすると、目が赤くなってしまいますよ(´・ω・`)?』




優花は私のハンカチを取って、涙を優しくトントンッと拭いた。




『そうだぜ!
女なら体の心配もしろよな!
それになんだっけ…ST☆RISHの作曲家でもあるんだろ?
そいつらに迷惑かけるんじゃねぇよ。』




玲俟も私に少し微笑んでいった。




R&Yの2人に心配されるなんて…




もう私、死んでもいいかもです←




「ブラァァァァアアボォォォォォ!!!
さすがR&Yデェェェス!!
Youたちもここに住んじゃないなヨ〜〜!」




この2人がここに住んだら、仲良くなれるんでしょうか!




私は2人の反応を楽しみに見ていた。




他の皆さんも同じようです!




『えっと…丁重にお断りさせていただきます。』




「「「「えぇぇぇぇぇぇ!!?」」」」




断ってしまいました( ; ゜Д゜)




どうしましょう(-_-;)




「どうしてだ?」




『私どもはあなたの頼みを1つ、受け入れました。
ですがあなたはどんどんこれもやれあれもやれって言いますね!
少しくらい私たちの意見も受け入れてくれませんか?』




「イヤデース!!!」




優花さんの雰囲気が変わった?




『ちょっ、優花!!
落ち着いて!!!
た、確かにこの人の頭はおかしいけど、そこで母さんや父さんの【最後の約束】を破るのか!!?
そんなの絶対にダメだよ!!!』




玲俟さんが慌てて止めた。




最後の約束?




なんだろう……。




『……わかりました。
今日は玲俟に免じて許しますけど、これ以上は許しませんからね……。』




「フハハハハ、ワカリマーシター!!
その条件、乗りまショー!!
QUARTET NIGHTは彼らの部屋を教えてチョウダーイ!!
その中でも年の近いMr.美風はここのことをいろいろと教えてチョウダーイ!!
それじゃあ、アディオース」




パリーン




そして社長は窓ガラスを割って出ていった。
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