うたプリ オリジナル
□No.4
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藍side
おかしいと思った。
優花はシャイニングが窓を割って出ていった時から、過呼吸になってたこと。
ボクたちの前では偽ってる笑顔で、玲俟の前では少しラクに笑顔を作ってるみたい。
それに部屋から出ていく時、わずかに手が震えていた。
それはランマルも気づいてるみたい。
ボクは人間じゃないから、よくわからないけど、なにかに怯えてるような気がした。
「どうしたのん!!僕ちん、R&Yについてもっと知りた『なんで俺たちについてそんなに知りたがるの?』えっ?」
玲俟が突然止まって、少し低めの声で言った。
それと同時に優花も立ち止まった。
「なんで?キミたちの情報を知りたいだけなんだけど。」
「そうだぞ、愚民。」
『その愚民とか、上から目線やめてくんn『玲俟、ストップ。』優花………。』
「お前らは何がしたいんだよ…」
ランマルの言う通り、何がしたいんだろう。
『玲俟、これを言うのは玲俟のキャラじゃないわ。
あれから玲俟はシスコンになってるけど、私は大丈夫よ。
……えっと、ここが部屋ですか?
ありがとうございます。
それでは失礼しますね。』
優花はすぐに部屋に入っていった。