うたプリ オリジナル
□No.2
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玲俟side
俺が目を覚めるとカラフルな12人に囲まれてた。
「社長、男の子のほうが起きたよ!」
赤髪の…犬?みたいな人が大きな声だした。
うるさっ…←
奥の方から俺たちをここに連れてきたでかぶつがいた。
『あっ、お前は!!!』
「Mr.奏峯。気分はどうデス〜〜カ!!」
『気分???
最悪だよ。
こんなとこに無理やり連れてきて…。
警察にお世話になりてぇの?』
「「「「「無理やりィィィィ!!?」」」」」
俺がそういうと回りの人は驚いた。
そりゃそうに決まってらァ。
ってか、優花は!!?
あそこで寝てるのって!!
『優花!!!』
俺はすぐさま優花の近くに駆け寄った。
もう、あんなことを見るのはもう嫌だから…。
『……ん…。
玲俟…?
どうしたの…?』
『優花!!!
よかった!!』
「Ms.奏峯を目を覚ましましたネ〜〜!」
優花もあのでかぶつを見ると、顔を少し歪めたけど、回りにいる人たちに気づいて、すぐさま営業用に切り替えた。
いつも思うけど、あの事あってから、信用している人しか本当の笑顔見せないよね…
我が姉ながら、さすがだわ…
『え、えぇ…っと、早乙女さんは、何故私たちにアイドルをやれというのでしょうか…。』
「Youたちはとても大人気な歌い手デース!!
R&Yは知らない人はいないくらいなんデース!!
そのYouたちがアイドルになったら世界がとてもhappyになりマース!!」
『『……』』
なんなんだよ、このおっさん。
こんなことまで言わなくてもいいじゃん。
頭、大丈夫なのか?←
「「「「R&Y!!?」」」」
!Σ( ̄□ ̄;)
彼らが大声で叫んだから、こっちまで驚いたじゃんかよ!
「R&Yって、あのとてつもなく大人気な歌い手の!!?」
「俺、ファンなんです!!!」
「お前らの歌うrockは、俺も好きだぜ!!!」
「キミたちがR&Yの癒しの歌声って言われてるYuriもといユウカと、神の歌声って言われてるReiyaもといレイマだね?
しかもデータによると歳はボクと同じくらいなんだよね。」
なんなんだ、このカオスは…。
俺とBLは、ちょっと……ね……あれだけど、優花とやらせるのもあれだし…。←
「YOUたち、歌っちゃなヨ〜〜!
それとも自信がないんデスカ〜〜??」
ハッ……?
なに言ってんの、このおっさん……
じゃなくておじさん!!←
ってか、優花、超笑顔だし…
って、笑顔??
ま、不味すぎる( ; ゜Д゜)
『いいですよ、そこまで言うんでしたら歌って差し上げましょう。
玲俟…いえ、Reiya。歌いますよ?』
『わ、わかったよ…。
その代わり、俺がさっき言ってた曲以外でいくよ。
俺たちが一番最初に歌った曲にするからね。
それと、……終わったら少し話そう(ボソッ』
『わかりました!
それじゃあいきましょうか。』
優花がスマホに入っているoffvocalの音源を流した。
『『ハイドアユートピア』』