蒼い炎(第二部)(完結)

□第二話
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「暑いな〜。」

「ね。久しぶりにこんな暑い時間に外に出たね」

2人共引きこもりっぱなしだったからね〜(笑)

鈴がエースくんとこの公園でいつもどんな事をしていたのか話してくれる。

「2人も無事に帰ったかな〜」

「そうだね。大事なオヤジさんや、家族と無事に会えてたら良いな」

そう、もっと一緒に居たかったけど、彼らを家族から引き離したかったわけではない。
今、彼らが幸せであればそれで良いと思う。

「ちゃんとね、分かってるんだよ。元の世界に戻れた事が彼らにとって幸せだって。ちゃんと喜んであげなきゃって。分かってるんだ。。。でもね、逢いたいよ。。。」

鈴をギュッと抱きしめた。

「鈴。そうだね。。。逢いたいね。。。」



「「?????」」

体がフワフワする?と思ったら。

「藍!」
「鈴!」

私達の体が水のような物体に包まれた。

離れないように更に強く鈴を抱きしめた。

















(私から絶対離れるなよ?)
(うん。。。)
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