蒼い炎(第二部)(完結)

□第四話
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再度着替えて出てくると、ベットの上に座って頭を抱えているマルコくん。。。

もしかして、本当は逢いたくなかったのか?
私達がこっちに来たのが迷惑なんじゃ?


私が立ちすくんでいる事に気付いたマルコくんが頭を上げた。

「藍、どうしたんだよい?」

「んー。マルコくんが迷惑そうだな〜って思って」

「は?!そんな事ないよい!」

「だって、今困ってるみたいだったから。。。」


「あ〜。そんな事ないよい。本当にまた逢えて嬉しいよい」

「良かった。。。」

「まだ髪が乾いてないねい。おいで」

マルコくんに手を引かれ、マルコくんの足の間に座らされる形になった。。。

「えっと、自分で出来るから良いよ」


「何言ってるんだよい。俺もやってもらってたよい。今度はやってやるよ〜い」

「あれは、マルコくんが子供だったからだろう。私は子供じゃないよ」

私が知っているマルコくんじゃないんだよ。。。



















(ククク。顔が赤いよい)
(シャワーで温まったからだよ!)
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