蒼い炎(第二部)(完結)
□第七話
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オヤジの許可が出て、藍と鈴がこの船に乗ることになった。
「(まずは2人の部屋を用意するかねい。それまで、藍は俺の部屋で休ませておくか)」
再会した時からあまり顔色が良くないと思っていたが、オヤジと話している最中に顔が真っ青になっていた。
大丈夫だとは言っていたが。。。
「(明らかに大丈夫な顔じゃないだろよい)」
藍の世界に居た時、何も知らない上に体は子供だったから藍からしてもらうばかりで何も返す事が出来なかったが、今は違う。
ここは俺達の世界だし、何よりここでは俺の方が大人でしかも他の奴らよりも色々な意味で力を持っていると自負している。
「(もっと頼ってくれても良いのによい。。。)」
1か月振りに再会した藍は俺よりもかなり小さく、思っていた以上に細く、そして思っていた以上に可愛い女だった。