落花流水の情(完結)
□第三話
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ヒロイン視点
エースと一緒に白ひげさんの所に来た。
「グララララ・・・そうか、驚いたな。
そうだったのか・・・性格は親父に似つかねェがなァ」
「敵だったんだろ。それでも俺達をこの船に乗せるのか?」
「グララララ。大事な話ってェから何かと思えば小せェ事考えやがって。人間みんな海の子だ!!グララララ!!!」
私とエースは目を見合わせて、お互いの手を強く握った。
「・・・・・・・オレ、この船に乗ってあんたの名を背負う。オレ達をあんたの家族にしてくれっ」
「グララララ!もちろんだ!マルコっ!」
「オヤジ、どうしたんだよい?」
部屋の外にいたマルコが白ひげさんに呼ばれてやって来た。
「家族が増えたぞ。宴の準備をしろっ!!」
マルコは私達の顔を見て嬉しそうに笑った。
「了解」
「アン、お前は先にみんなにこの事を伝えてくれないか?オレも後から行くから」
エースと私が白ひげ海賊団に入るという事はスペード海賊団は無くなり、みんな白ひげ海賊団に入ることになる。
「うん。分かった」
「あいつらなら、食堂にいたよい。一緒に行くか?」
マルコが声をかけてくれた。
「うん。行く」