恋するOL

□第四話
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藍視点

月末処理と来週の会議用の資料作製は終わったかな。

後は、マルコさんと来月のスケジュールの打ち合わせをして、サッチさんの仕事に取り掛かろう。

少しペースを上げて業務を行っていた事もあり、予定よりは少し早く進んでるかな。


「マルコさん、お時間よろしいでしょうか?」


「ん?あ〜。もうそんな時間かよい」

元々マルコさんには今日打ち合わせをするために予定を開けてもらっていた。

予約をしていたミーティングスペースに2人で入り、来月の会議や会合、来客、出張などの予定を確認した。


手帳に予定を書き込んでいき、同時に手配を行う締切も記入する。


う〜ん。今月もマルコさんは忙しいなぁ〜。



「では、それぞれ手配は進めますので変更があれば仰って下さい。」


「ああ、ありがとうよい。藍、この後サッチの方をやれるかよい?」


「はい、本日中に処理が必要な業務は終わりましたので、すぐに取り掛かります」


「仕事が早いねい。頼むよい」


困ったようにマルコさんが笑った。

先ほど機嫌が悪そうに見えたのは気のせいだったのかな?
今はそんな事はなさそう。

疲れているのかな?

後でコーヒーでも入れよう。
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