緋い炎(完結)

□第四話
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エースside

「ほらっ、シャワー浴びて来いよ」

俺の上着とバスタオルを渡し鈴をシャワー室に入れた


ズボンも貸してやりたかったが、どれもでかそーだったらか止めといた






それにしてもビックリした・・・


あっちの世界で世話になった2人にこっちで会うなんて・・・


気付いたら知らない世界にいて、子供の姿だった


マルコと一緒だったとは言え、不安じゃないわけがなかった


もう一度オヤジに会えるのか・・・

みんなに会えるのか・・・

もし戻れなかったら・・・

考えたらきりがなかった


そんな時に手を差し伸べてくれたのが鈴と藍


特に鈴が俺達の事を知っていたから助かった

不思議だよなぁ〜〜

鈴達の世界では俺達は本の中の人物なんてさぁ〜〜〜


といっても、ルフィ達が主役で俺達はまだあまり出ていないらしいけど・・・




それでも鈴は俺が一番カッコいいって言ってたなぁ〜〜〜(笑)








「エース―、シャワーありがとーー」


「お・・・・・う・・・」


さっきは会えたことに驚いて気づかなかったけど・・・


こいつ・・・小さいな・・・



俺の上着がデカすぎて膝まで隠れている


その代り襟元が大きすぎて胸元がかなり空いていて、かがんだら見えそう・・・


肌も白くて綺麗だな・・・


それに・・・・


もしかして・・・こいつって可愛いのか???




って、何考えてんだっ



そんなつもりはないのに、上から見ると胸元が・・・


あとちょっとで見せそう・・・



見たらいけないと思うのに、目が離せない・・・


子供の時と目線が違う


それだけなのに・・・


何か

何か

鈴が違うヤツに見える

何かが違う・・・














「って、何してんだぁーーーー!」


「ん〜〜〜?念願のエースの腹筋を堪能してるの〜〜〜〜」


鈴が涎を垂らしながら俺の腹筋に頬擦りしていた




うん。

違うヤツに見えたのは気のせいだっ!


やっぱ違わねー


鈴は変な奴だっ


何も違わねーーー









よな・・・・






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