リヴァロさんと愉快なユニットたち

□執着と愛の違い―愛のカタチ―
2ページ/6ページ


「どうせなら…今日くらい俺だけを見てくれ…」


「っ……離せっ!!」


手枷がついたままなのでそこまで拘束力は無いが、キスをしたからかゼロもそこまで力は出ていない。

このまま、ジリジリとベッドに近づければ……。


「……止めてくれ…。俺は……」


「拒否権はないぞ?俺がお前を捕まえている限り……」


「っ…!!」


「お前は俺のモノだ」


そう耳元で囁くと何故かゼロはびくりとした。

あぁ……感じているのか……。


「そう言えば……お前が言葉でイかされているの……見たなぁ…」


「なっ……」


驚いた様子のゼロに俺はくすっと笑う


「見せてくれたんだよ…アイツ…」


「っ……あ…」


耳元で軽く囁くだけで体を震わせているゼロに、俺は加虐心を煽られる。


「淫乱だな?あんなに乱れて……挙句俺の偽物に見られて感じているんだから……」


「っ!!やめっ!……やだぁ……」


耳元で言うのが面白く言い続けていると、ビクビクと体を震わせるゼロはぼろぼろと泣き出してしまう。


「恥ずかしくて泣いてるのか?
それとも……感じているのか?」


「ふっ…ぐすっ……っあ!!?」


泣き出したゼロの首筋や肩にキスを落としていると、不意に枷が消える。

稼が消えたのを確認するとすぐにゼロの自身へ手を伸ばした。

くちゅ……と音を立てるゼロの自身に興奮を覚える。


「濡れてるな……感じてたんだなやっぱり……」


「っ……あ……ぅぁ……」


耳元でささやきながら、手を緩めず一定間隔でゼロの自身を扱く。


「どうだ?気持ちいいか?」


「あっ……ふっ…っ……あぁ…」


「言わなくてもわかる…か?」


カタカタと体が震えゼロの絶頂が近いことを悟るとスピードを速めた。


「いいぞ、イけ」


「ふぁあっ!」


ビクンと体が跳ねると、自身から白濁がこぼれる……。

俺はそれを掬いゼロの中へと指を入れた。


「はあっ……指っ…」


「……やっぱり少しきついな…」


1本…2本と増やす度にゼロの声が大きくなっていく。


「あっ!?あぁっ!」



3本目が入るとゼロは高く嬌声を上げた。

俺はそのまま、ゼロのいい所に当るよう指を動かす……。


「はうっ…あっ……んあっ…もっ…やめ……イっちゃ……アアッ!!」


ビクビクっと体を震わせると再びイってしまうゼロ。
そんなゼロを見つめながら俺は言葉にできない感情を感じていた。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ