リヴァロさんと愉快なユニットたち

□悦楽の地獄〜苦しみと快楽〜
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「……っ」



まだ頭がくらくらする……。
ここは……一体どこなんだ。


「お目覚め?」


ふわっと花の香りを感じて顔を動かすと先程の子供がいた。


「お前……誰なんだ。それに……ここは…………」


「僕の名前はルルヱルル……ここはね、僕らが君と一緒に気持ちよーくなる場所だよ?」


は?何言ってるんだこの子供……。
僕ら?気持ちよくなる?
訳が分からない。


「何わけのわからないことを……」


「もー。分かってよー。要は君を犯すっていうことだから〜」


「っ……」


その時初めて、背筋がゾッとした。

幸い手足を縛られてないおかげで逃げることは出来そうだ。


「どうして逃げようとするの?」


「嫌だからに決まっているだろ!」


触られそうになって慌ててその手をはねのけるとルルヱルルとかいう奴は少しシュンとした表情になる。

が、直ぐに恐ろしい程にニコッと笑うと。


「そう来なくちゃね……」


そう言いながら指を鳴らした。


「っ……なんだ!?」


いつの間にか現れたやつが俺の手足をロープで縛ろうとする。
もちろん俺は精一杯の力で振りほどこうとする。

縛ろうとしている奴が少し隙を見せたのを感じて思い切り振りほどいた。


「抵抗するねー♪君らのおえらいさんは抵抗しなかったけどなぁ……」


「何を言って……」


「名前は確かーカオスブレイカー……だったかな?」


「!?」


思いもよらない名に俺は固まった。
あの人も……こいつに……?


「くすっ……隙見せちゃいけないよー?」


声にハッとした時には時既に遅く、ルルヱルルによって口に何かを詰め込まれた。


「んんうっ!!んー!!」


「ニヱ?頭抑えておいて」


「御意」


じたばたもがいているのに全くびくともしない!!何なんだこいつら!?

口に詰め込まれたものは吐き出そうとしても意志を持ったかのように動いて入っていく……。



気持ち悪い……。



そう感じながらも抵抗出来ない為俺はされるがままになっていた……。
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