リヴァロさんと愉快なユニットたち
□フタリタビ
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「よし、それじゃあベッドにうつ伏せで横になれ」
『えっ!?』
夕食を終えて部屋に戻り、ゾディアックにそう言うと何故か驚かれた。
ただ足をマッサージしてやろうと思っただけなんだが……。
「足張ってるだろ?マッサージすれば少しは楽になるから」
『ぇ……あの……』
顔を赤くしてしどろもどろになっているゾディアックを見ながら
何でコイツが攻めなんだろう
と思ってしまったのは言うまでもない。←受け
その後なんとか説き伏せてマッサージをする事にしたが再び厄介な自体に見舞われた。
「……ココとかどうだ?」
『っ……ん。……ぁ……イイです……そこ…』
「じゃあココは?」
『んんっ、スゴイです……すごくイイ……』
なぁゾディアック……
お前絶対狙っているだろ。
お前の発してる声があまりにもエロすぎるから勘違いされないかひやひやさせられているんだが……。
いや、ゾディアックは変なところで天然だから仕方ないのか?
……仕方なくはないな。
「ゾディアック……その声止めてくれないか?」
『そんなことっ……言われても……気持ちよくて……でちゃいます………?ゼロ……?』
「…………」
本当になんで……攻めなんだろう←受け(2回目)
『ありがとうございます。ゼロ……お陰でスッキリしました!』
御機嫌な様子でベッドに腰掛けるゾディアックに苦笑いしながら。俺はベッドに寝転がる。
「明日も早いからもう寝よう」
『もう寝るんですか?』
一瞬キョトンとした様子のゾディアックだったが、すぐに俺を抱きしめる形でベッドに入る。
「今日はゾディアックが頑張ったからな。
それに明日も歩くから、今のうちに体力回復しといた方がいいぞ?」
抱き締められるくすぐったさにモゾモゾ動きながら俺はゾディアックに伝える。
ゾディアックはと言うと…………
『zzz…………』
寝ていた。
「やっぱり疲れには勝てないか……」
はは……と空笑いしながら、眠るゾディアックにくっつく形で俺も眠る。
少ししないうちに俺も眠気に襲われすぐに眠りに落ちた。